新潟県の弥彦競輪場でGⅠ「第32回寬仁親王牌 世界選手権トーナメント」(優勝賞金3890万円=副賞含む)が19日に開幕する。前半の一次予選では純地元の勝負師・諸橋愛(46=新潟)が入魂の走りを見せる。

 弥彦がホームの諸橋愛が大一番に挑む。9月のあっせん停止期間中は「地獄のようだった。46歳には厳しすぎた」と言うほど猛練習に打ち込んだ。復帰戦の熊本記念(久留米代替)は決勝進出こそ逃したが「新フレームが合わなかった。(当開催前に)分かって良かった」と収穫も得られ修正を施した。

 初日(19日)9Rの一次予選は連係実績のある深谷知広(33=静岡)に任せる。「ダッシュが強烈だし厳しいよ(笑い)。でも、やることをやって結果を出すだけ!」と力を込めた。