福岡県北九州市の小倉競輪場で熱戦を展開してきたナイターGⅠ「第65回競輪祭」(V賞金4590万円)は26日、ついに最終日。激走を勝ち抜いてきたベストナインによる決勝戦が最終12Rで行われる。

 12月30日に立川競輪場で優勝賞金1億3700万円をかけて争われるGP「KEIRINグランプリ2023」の出場争いも26日で終了する。

 権利を獲得しているのはGⅠ覇者の古性優作、山口拳矢、真杉匠の3選手。賞金ランキング3位の佐藤慎太郎、5位・松浦悠士、6位・清水裕友に加えて、9位以下の新山響平、新田祐大、郡司浩平、守沢太志らが優出に失敗したことで7位深谷知広、8位脇本雄太も決定した。

 今年はシンプルに優勝が脇本、松浦、深谷、真杉なら、新山に最後の切符。松井宏佑、太田海也、簗田一輝、南修二なら新山は落選となる。

 なお、北津留翼は選考期間内の1月小倉で先頭員早期追い抜きの失格(第58条)があるため、優勝しても選考から除外される可能性がある。