伊東競輪ナイターGⅢ「開設73周年記念 椿賞争奪戦」は5日、最終日を行った。9Rで行われたレインボーカップA級ファイナルは、張野幸聖(23=和歌山)が直線追い込んで優勝を飾った。張野と2着の山本修平(27=東京)、3着の菅原大也(32=神奈川)の3人が6日付で、S級2班に特別昇級する。

 張野は左肩鎖関節脱臼からの復帰戦だったが「練習は自分なりにやっていて、結果が伴ってよかった。間違っていなかった」と立て直しに成功し笑顔を見せた。S級復帰に向けては「自分のスタイルを見つけ切れていない。上で見つけていきたい」と意気込んだ。

 山本は「S級ではみんなスピードがすごいと思うので、力をつけないと」と話した。菅原は「またS級でもまれていきたい」と気持ちを入れつつ、南関ラインで決められなかったことを悔しがっていた。