川崎競輪ナイターFⅠ「ラ・ピスタ新橋カップ」が10月1日に開幕する。先日行われたGⅡ共同通信社杯(富山)で準Vと表彰台入りした小林泰正(32=群馬)が、前回を振り返るとともに、現在の自身の状態を語った。
小林は大会連覇を狙っていた地元・前橋記念(8月27~30日)の一次予選で落車(再乗4着)。その後は痛みを押しながら気合で準決まで勝ち進むも、3日目終了後に途中欠場。その後、受診すると「鎖骨が折れていました(苦笑)」という重傷で「すぐに手術をして」約3週間後の共同通信社杯へ向かった。
そんな過程で臨んだGⅡ開催だったが、単騎だった一次予選は同じく単騎の石原颯をうまく追走して2着に入ると、二次予選は菊池岳仁、準決勝は佐々木悠葵と後輩の頑張りに乗って優出に成功。さらに決勝は吉田拓矢を番手まくりしてVをつかんだ佐々木に続いて2着に食らいつき、自身初となるビッグレースでの表彰台入りを果たした。
「(共同は)1回も自力を出していなかったし状態は決して良くなかった。あそこまでいけたのはラインのおかげです。決勝も大したことはできなかったけど、佐々木が優勝してくれたのは本当によかった」と笑顔を見せた一方で「本当は前で頑張りたかったけど、あの状態で『前でやらせて』とは言えなかった。前を任せてもらえるようにならないと、自分の順番は回ってこないと思うので。まずは先頭を任せてもらえるように、そこまで戻していきたい」と〝自力〟の必要性を改めて強く感じたようだ。
今回はその富山から中10日での参戦。「ちょっとバタバタしていて、しっかり練習できたわけではないけど(手術から)1か月経って前回よりは動ける感じがありそうです」と自己分析する。
1日の12R初日特選では雨谷一樹を背に「しっかり自力をしっかり出して、いい結果を出したい」と意気込んだ。
気持ちを新たにした小林がどんな走りを見せてくれるのか注目したい。