4月の岐阜「オールガールズクラシック」と6月の岸和田「パールカップ」でGⅠを連覇した佐藤水菜(26=神奈川)の「優勝祝勝会」が12日、横浜市内のホテルで行われ、JKAの木戸寛会長や日本競輪選手会神奈川支部の高木隆弘支部長ら関係者120人が集まり祝福した。

 佐藤は昨年11月にも小倉「競輪祭女子王座戦」を制しており、前人未到のGⅠ3連覇を達成。まさに向かうところ敵なしだ。ナショナルチーム所属で競技との二刀流ながら競輪にも対応。2023年にはガールズグランプリで優勝しており、8月8日開幕(宇都宮)の新設GⅠ「女子オールスター競輪」にも勝てばガールズ史上初の「グランプリスラム」の称号も手にする。それどころか「年間グランプリスラム」の偉業も夢ではない。

 華やかな祝勝会に佐藤は「本日は私のために素敵な会を開いていただき本当にありがとうございます」と感謝感激。次走の「オールスター」に向けて「お客様に選んでいただいて出場するオールスターなので、しっかり結果を残していきたいと思います」と意気込んだ。