松山競輪GⅢ「開設76周年記念 金亀杯争覇戦」が5日、開幕する。1、2月があっせんしない処置だった森田優弥(27=埼玉)が復帰戦に挑む。

 令和の暴れん坊が、落ち着いた実力者にステージを上げる。1、2月の2か月間、あっせんしない処置でレースを走ることができなかった。「自分でやったことなので仕方ないですが、悔しかったですね」。もだえる自分がそこにいた。

 特に2月熊本GⅠ全日本選抜では決勝に関東勢の姿がなく「関東が弱くなってきちゃってるのかなって感じました」と関東の力になれていないことに震えた。

 そこに森田優弥がいないことにファンも寂しい思いをしていた。「寂しく思ってくれていたのはありがたいですね」。ここからまた関東を盛り上げて、ファンの気持ちも熱くしていく。そのために「今までの練習にプラスアルファで」と強くなる2か月間と設定し、たゆまぬ努力を重ねてきた。今回はそれを発揮するのみ。

 初日特選12Rは吉田拓矢の前で戦う。意識するのはタテ攻撃で「基本的に先行でやっていかないと厳しいと思う。初心に帰って」と拳を握った。まずは丁寧にレースをつくること。そして今年の「あと10か月はしっかり走ります」。競輪界の盛り上げ役の復帰戦に注目だ。