平塚競輪GI「第80回日本選手権」は5日、5日目を迎える。輪界を席巻する近畿軍団からは3人がセミファイナルにコマを進めた。山田久徳(38=京都)もその1人だ。
近畿の最上位メンバーに定着する。近畿地区はグランプリスラマーの脇本雄太を筆頭に古性優作、寺崎浩平と南修二の4人がS級S班に在籍し〝近畿の時代〟を形成している。だが、「その上位だけでしょう」が古性の言葉であり、他のメンバーや若手の成長が求められている。長らく近畿を支えてきた山田としては、その流れに食い込みたい。
今回は脇本が左ヒジの手術で欠場したため特選シードに繰り上がった。その特選は8着に終わったものの「寺崎は位置を取って、ええレースをしたと思う。内とか行くタイミングはあったけど、まだ寺崎も踏んでいたんで。ただ準決とかなら勝負に行ったかも」と冷静に情勢を見極めていた。
3日目二次予選11Rも3着権利を丁寧な走りで遂行。4日目の昼は「ゆっくり寝て準決の番組発表を待ちます」と果報は寝て待てを実践。すると「チャンスですね」の準決9R寺崎―古性の3番手があった。「古性の後輪だけ見ていきます。(4日目)ゴールデンレーサー賞の(古性の)動きは付いていけないけど、ふふふ」。決勝への道は、見えている。