西武園競輪ナイターGⅢ「ブルーウイングナイトレース」は14日、3日目を迎えた。2Rのガールズ準決は、太田りゆ(31=埼玉)が十八番のまくりで圧勝。昨年10月から続く連勝を30に伸ばした。

 まくり3連発で完全Vに王手をかけた。この日は周回中からどんどん追い上げられ、残り2周の赤板では6番手の位置。「さすがに後ろすぎると厳しいので、あまり好きじゃないし動きたくはなかったけど、位置を求めて」石井貴子の前に入ると、最終1角から渾身のスパート。瞬く間に前団をのみ込み、真っ先にゴール線に飛び込んだ。

「明日(決勝)のために踏み切りたいと思っていました。追っていく時のスピードは初日は2日目より良かったし、調子は(日に日に)上がっているのかな」

 前検日から「状態が良いわけではないし、成績と脚は比例していない」と決して絶好調ではないことを何度も強調していたが、それでも約1か月前に鎖骨に入っていたプレートを除去し「もともとできていたことが、またできるようになってきた」と確実に上昇中ではある。

 決勝は児玉碧衣との今年無敗同士の直接対決に注目が集まるが「みんな強いですし、フラットな気持ちで戦いたい」と特定の相手を意識することはないようで、「やるべきことをやって、まずは出し切れるように」と集中力を高める。

「自分も頑張りますし、みなさんにも(背中を)推してもらえれば」

 一瞬の爆発力はガールズ屈指。持ち味発揮の一撃で強敵を撃破すれば、来月のGⅠオールガールズクラシック(松戸=4月24~26日)に弾みが付くこと間違いない。最後は地元ファンの声援を力に変えて激戦を制する。