岐阜競輪GⅢ「第3回愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会協賛競輪」は14日、最終日を行った。決勝は地元の岩井芯(21=岐阜)が北日本2段駆けをパワーで粉砕して、5月松阪以来、GⅢ2回目の優勝を飾った。
力でねじ伏せた。川口聖二のS取りを受けて「踏んで出させて、タテで勝負」と最終ホームから渾身のまくりを放った。川口と2人で抜け出した4角からは「聖二さんの鼻息が荒くて、呼吸がすごいのも聞こえた」とデッドヒート。「いい勝負ができたと思う」と振り返る快走と勝利だった。
2着の川口は大魚を逃し「悔しい~!」と叫びつつも「岩井、おめでとう!」と祝福。地元ファンの心を高ぶらせるシリーズを終え、「勝てる、と思ったけどタテ踏みになってしまった」といつかはGⅢ制覇を、と改めて誓っていた。
岩井の1月のS級昇格から目覚ましい活躍で「出来すぎですね」と感じながらも「レースにも慣れてきたし、力を出し切る走りができればいい結果が付いてくる」と自信も深めている。7月高知GⅡサマーナイトフェスティバルからビッグレース参戦も決まっている。
「警戒されるかもしれないけど、いつも通りの走りをできれば。一つひとつ上がっていけるように」
筋骨隆々の中部の大砲が、競輪界の構図を動かしていく。