久留米競輪GIII「開設77周年記念 第32回中野カップレース」が4日に幕を開ける。前半戦は不本意な成績に終わった郡司浩平(35=神奈川)だが、表情に悲観の色はない。
満を持して臨んだ地元平塚ダービーは無念の準決落車に終わった。今年はここまで優勝なし。GP覇者としては物足りなさが残る成績だ。
それでも、経験豊富な王者は立て直しも早い。復帰戦の前回武雄全プロ記念では早々に兆しを見せた。初日優秀は勝負どころで8番手に置かれながらも快足まくりを披露し番手の深谷知広ともども勝ち上がると、2日目のスーパープロピストレーサー賞はで打鐘からの突っ張り先行で深谷の優勝に貢献。連日ラインの先頭で動いたことで「体や自転車も含めて〝ああすればよかった〟とか〝こうすればよかった〟というのがあった」と課題が見つかる有意義な開催になった。
そこからの約1週間で「体は前回よりいいと思う。自転車の悩みも前回よりはない」と感触は型通り上向いている。好メンバーが揃った初日特選は単騎戦。「結果を求められる立場ではあるが、いい形やいい感覚で終われるように」。単騎で制したGPの再現となれば、今節はもちろん次節のGI高松宮記念杯での楽しみも大きく広がってくる。