岸和田競輪GⅠ「第77回高松宮記念杯競輪」は19日、4日目を開催した。犬伏湧也(30=徳島)は12R「白虎賞」で単騎で一発を狙うも、立ち遅れて6着。準決は再び単騎の組み合わせになった。
準決10Rは、四国が犬伏1人で中国勢が3人の構成。取鳥雄吾が「もちろん犬伏君に付けたい気持ちはあったけど(決勝へは)2着権利だし、4車並ぶのは…。苦渋の決断でした」と別線での自力勝負を選択。松浦悠士も「雄吾が『中国地区で戦いたい』と言うので、その気持ちを大事にして」と岡山後位を固めることになり、犬伏は白虎賞に続いて単騎になった。
「ラインができず残念」。2走続けて援軍なしとあってさすがに肩を落としたが、ここは「流れに乗れず失敗した」白虎賞の反省を生かすチャンスでもある。
「1人だしな、とか考え過ぎず、流れに沿って緩んだところで仕掛けられれば。脚の状態はいいし、力を出し切れればいい勝負ができると思うので」
負けパターンの多くは「構えて仕掛けられなかった時」。逆に、力を出し切れれば輪界屈指の爆発力と粘り強い末脚で、高確率で確定板入りを果たしている。
決勝の切符をつかみ取れるかは、勇気を持って仕掛けられるかどうかにかかっている。強気のスパートで単騎の不利を跳ねのけ、待望のGⅠタイトル奪取にリーチをかける。