前橋競輪3日制GIIIナイター「ドームスーパーナイトレース」が22日に開幕した。S級予選10Rは地元の小林大介(48=群馬)が小堀敢太のロングまくりを最後は内からかわして白星スタートを切った。
48歳にしてついに本気を出した天才肌が〝格別な一勝〟を心から喜んだ。
「もう何年も怠けてしまっていて、正直練習量が減っていた。これじゃダメだと、直前はかなり追い込んで練習してきたんです」
長くS級に在籍しているが、近年の競走得点は100点前後を行ったり来たり。「S級1班の点数が厳しくなると、甘えが出てしまいついつい『これくらいでいいかな』とサボってしまっていました」
ただ、家族の存在が〝なあなあな日々〟から脱却するきっかけを与えてくれた。「子供たちは今、学生ですごく頑張っている。一番頑張っていないのが自分だった(苦笑)。今までだらしない父親だったけど、これからはカッコいい姿を見せていきたいし、子供たちが自慢できるような父親でありたいと思ったので。もう一度、上を目指してやっていくと決めたし、そう思って臨んだ最初のレースで1着を取れたのは自信になります」と感慨深げに語った。
レース内容については「小堀君が外に振ったので、内しか行くところがなくて…」とバツが悪そうにしたものの「実はこれがS級での400勝目だったんです!」(本人談)と満面の笑みを浮かべた〝大ちゃん〟。
23日の準決10Rは関東3番手回りだが、侮れない存在だ。