奈良競輪場で向日町競輪GⅢ「開設76周年記念 平安賞in奈良」が10~13日に開催される。8月松山オールスターでGⅠ初優勝を手にした犬伏湧也(31=徳島)がさらに勢いを増す。

 みんなの祝福がうれしい。「すぐには実感がなかったんですけど、いろんな人からおめでとうとか連絡があって、勝ったんや…と感じてきました」。8月松山オールスターでGⅠ初優勝を飾り、その後の時間をかみしめた。前検日には初日特選12Rで連係する山田庸平からも声をかけられ、満面の笑みで応じた。

 今節一緒の同期林昌幸は「犬伏さんはメチャクチャすごい!」と刺激を受け、「自分の脚質的に石原颯さんのような立ち位置に行けるように」と気分を新たにしている。

 犬伏としても「四国、中四国でそういう刺激を与えられていたら、すごくいいことだと思う。うれしいですね」と喜ぶもの。そして「もっとレベルを上げていって、中四国を代表する選手として、みんなを引っ張っていけるようにならないと」とさらなる前進を誓う。

 当大会は昨年優勝で連覇がかかるが「昨年とはまた全然違うと思う。自分の持ち味を出していければ」と地に足をつけていく。今や多くの選手が「犬伏は一枚違う」と口にするほど。犬伏の止まらない進軍に注目だ。