立川競輪FⅠ「競輪ワールドシリーズ2026」が27日、開幕した。7Rガールズ予選1は、佐藤水菜(28=神奈川)とマチルド・グロ(27=仏)の一騎打ちに場内は沸いた。

 まさに2人の世界。6番手周回のグロと、グロをマークしたサトミナが互いをけん制し合ってラスト1周。最終2角で先に仕掛けたのはグロ。それを追ったサトミナが最終バックからグロをのみ込みにかかり、力のこもったマッチレースに。ラストは力でネジ伏せたサトミナが高々と手を挙げ、場内は大歓声に包まれた。

 サトミナ同様、2着に敗れたグロにも惜しみない拍手が送られた。「多くのお客さんがレースを見てくれるのはすごくうれしいこと。前も後ろも気になっていろいろ頭を使ったけど、面白いレースができたと思う」。勝ったサトミナも強いが、マークされる立場から先に動いて勝負を仕掛けたグロもまたあっぱれだ。

「本当はミナさんの後ろの付きたかった」という振り返りからも、サトミナとのリマッチとなる2日目(28日)7R予選2は、初周の位置取りから見逃せない。「またミナさんと戦えるのは楽しみ。(相手が)どうしてくるかを見ながら、自分の持っているものをすべて出したい」。めったにお目にかかれない極上の力勝負は、まだまだ終わらない。

佐藤水菜