こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です。26日に立川競輪の「競輪ワールドシリーズ」(27~29日)前検日の取材をしてきました!
まず今回の男子選手の本命は、ここまで2場所完全優勝のハリー・ラブレイセン選手です。取材でも余裕を見せており、バンクレコードを狙っていると語ってくれました。400バンクは得意とのことで、ここまで長い距離を踏む先行で押し切る強さを見せつけているだけに、期待できます。
しかし、マシュー・リチャードソン選手も、実力はラブレイセン選手にも決して引けを取りません。今年のUECヨーロッパ選手権トラックではスプリントとケイリンでラブレイセン選手に先着して、見事2冠に輝いています。リチャードソン選手は日本の競輪は4場所目となりますが、着実に競輪を学んで活かすレースをしています。
横の動きもこなせるのも強みで、日本の競輪ではまだ優勝こそないものの、1開催ずつ学びながら走っているとのことです。その結果が前回の伊東での決勝3着だと思います。初戦の小倉ではプランを決めて臨むも上手くいかず、早々にペースが上がった時は無理に行かずに足をためるなど、気付きがあったようです。前回も脚の状態は良さそうだったので、日本の競輪に適応すれば優勝も狙えるはずです。
ガールズはヘティ・ファンデルワウ選手、マチルド・グロ選手ともにすでに完全優勝があり、佐藤水菜選手との3選手での争いになりそうです。3選手とも世界の舞台では何度も対戦があり、お互いを意識したレースになりそうです。
特にファンデルワウ選手は昨年の世界選手権トラックでは1キロメートルタイムトライアルで世界新記録を出し、スプリントでは佐藤選手に先着して金メダルを獲っての3冠を達成しています。日本の競輪での成績でも非常に安定しており、ファンデルワウ選手の活躍に期待しています。
また、グロ選手も開幕戦の防府では位置取りの難しさを語っていましたが、だいぶ慣れてきた様子でした。実際に防府では後方になってしまっていましたが、その後の伊東や岸和田では良い位置を取ったり、早めに動いて良いところにハマれたりと位置取りのスキルも上がってきているようです。
前回の岸和田の決勝ではファンデルワウ選手より前の位置取りから仕掛けて、最後はなんとか振り切って優勝を勝ち取っています。グロ選手も位置取りが上手くいけば、優勝を狙えるはずです。
立川の長い直線での海外勢との勝負に注目してください!
☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。