和歌山競輪GⅢ「ワールドサイクリスト支援競輪」が6日、開幕した。予選8Rでは滝本幸正(28=新潟)が人気に応え快勝。成長著しい越後の気鋭が、今節も攻撃的な走りでアピールする。

 快進撃が止まらない。
初日8Rは後ろ攻めとなったが「展開的には作戦のひとつだったので落ち着いては行けた」と、いったん動いて格清洋介ラインの4番手をキープ。最終2角過ぎからまくって圧勝した。

 6月久留米のレインボーカップファイナルを制してS級に返り咲き、S級走目ですでに6勝。2場所前の7月静岡FⅠでは待望のS級初Vを飾るなど、越後の新星として本格化しつつある。

 昨年後期にA級へ降級したことがパワーアップのきっかけになった。「全て見直しました。レースに対する考え方やトレーニングメニューなど、あらゆるものを」と意識改革に着手。また、新潟の古豪で知られる藤原憲征、鈴木庸之らにアドバイスをもらいながら、同期同門の治田知也ら若手とともに練習に励んできたのも大きいと話す。

 今回からは新車を投入。「届いたばかり。ミドルペースではいいけど、立ち上がりがきつい」と改善の余地を残すが、逆にまだまだ上積みが見込めるということ。セッティングが合ってくるであろう2日目以降は、更に強い姿を見せてくれるに違いない。