岐阜競輪ナイターFⅠ「サルビア賞・中京スポーツ杯」は15日、最終日迎えた。12RのS級決勝は、3番手から直線鋭く伸びた雨谷一樹(36=栃木)が優勝。また、11Rのガールズ決勝は小林優香(32=福岡)が2場所連続完全Vで、節目の400勝を達成した。

「理想の位置が取れた」と自慢のスタート力を生かし、初手で3番手を確保したことが最大の勝因になった。前受けの南潤が突っ張り先行でレースを支配。じっくり脚をためた雨谷は、最後の直線で鮮やかに突き抜けた。

 初日特選では北日本の大川剛に前を託したように「年齢的にも脚が落ちてきたし、これからは追い込みに変わっていきたい。最近は他地区にも付けるようになりました」と戦法チェンジ中だ。

 そんな中、目標不在でつかみ取った1年2か月ぶりのVは価値が高い。「久々の優勝だったので良かったです。これからは関東の追い込みとして、まずは前に離れないように。そして後ろで援護できるような選手になっていきたい」と今後の抱負を語った。

 一方、地元でS級最年長優勝記録を狙った山口富生(56=岐阜)は惜しくも2着。「(雨谷が)サラ脚だったもんね…。また頑張ります…」と悔しさをにじませた。

 また、ガールズ決勝を制した小林は「優勝できてホッとしました」と安堵した一方で「2角でニュートラルに入れてしまったのは失敗。2日目のように思い切っていけばよかった。人任せにしてしまった」と内容については反省の弁。

 今後の大目標である11月小倉のGⅠ競輪祭女子王座戦で活躍するために「これからは勝ち方も見せていかないといけないと思っています。セッティングも見直したりして、より良くしていきたい。中3日の佐世保(20日初日)の追加をいただいたので、そこも大事にしっかり走りたいです」と気合を入れ直した。