福岡県北九州市の小倉競輪場で開催されているガールズ新設GⅠ「第1回競輪祭女子王座戦」(G1「第65回競輪祭」と同時開催)2日目(22日)は、準決2番がハイライト。太田りゆ(29=埼玉)、佐藤水菜(24=神奈川)のナショナル勢が主力になるが、12月29日の立川ガールズグランプリ出場を目指す石井寛子(37=東京)と坂口楓華(26=愛知)のマネーバトルも気になるところ。

 初日予選11Rで坂口は絶妙な仕掛けで児玉碧衣(28=福岡)を着外に沈める金星。「碧衣さんはてっぺんで戦う偉大な方。だからこそ乗り越えなきゃいけないって思いで走った」と自信を得た。

 初日時点の6位から賞金を大きく加算し、石井を抜いて5位に浮上。石井は同レースで4着ながらも選考順位でセミファイナルへ勝ち上がった。「準決はもっとスキがなくなる。絶対に決勝へ、と強い気持ちで走る」と仕切り直しを誓った。