小松島競輪場で開催されてきた高松競輪GⅢ「開設75周年記念 玉藻杯争覇戦in小松島」は1日、最終日を迎え、12R決勝は石原颯(26=香川)が番手まくりでV。GⅢ初制覇とともに、優勝賞金560万円を手にした。

 香川勢としては1986年5月(36周年後節)の三好章仁さん(引退=43期)以来、約40年ぶりとなる地元記念制覇となった。

 決勝は犬伏湧也のカマシ先行に乗る形。番手まくりを打つも吉田拓矢に体半分ほど前に出られ苦しいか、と思われたが内側から盛り返してみせた。

「犬伏さんが行ってくれたし勝たないと申し訳ないと思って一生懸命だった。(優勝に)ホッとはしたけど反省点の多いレースでした」。慣れない番手戦で喜びより反省の言葉が多かったものの、仕上がりの良さや脚力の高さは見せつけた格好だ。

 前検日に話した今年の目標の一つ「記念優勝」を早くも達成。うれしさとともに「(予選から準決まで)3日間、バックを取れて勝ち上がれたのは自信になる」と上位クラスでもやれる手応えを得た。この勢いをさらに加速させ、タイトル戦線にも顔を出していく。

 なお総売り上げは77億4583万6900円となり、目標の60億円を大きく超える大盛況のうちに幕を閉じた。