奈良競輪G3「開設75周年記念 春日賞争覇戦」は6日、2日目を行った。谷内健太(25=京都)が近畿の先陣を務める急先鋒として、道を切り開いていく。

 昨年9月S級へ。特昇後の一発目が当地で代替開催された向日町記念だった。その時の準決は山田久徳―稲川翔の前で駆けて、7着。今回こそ、決勝の切符をつかみ取る。

「自分はまだまだ出遅れているんで」

 昨年のヤンググランプリを制した中石湊を筆頭に125期は逸材ばかり。そして「この前は1期下の市田(龍生都)君が完全優勝したでしょう。自分はS級の優勝もできていないし」と同期や後輩の活躍に強い刺激を受けている。

 今シリーズも9月のように2日間、2周半突っ張り先行で勝ち上がり。大垣準決で落滑入し途中欠場だったが「問題はない」と意気軒高。課題としては「先行した時のペース配分」と挙げるわけだが、まずは「しっかり駆けることが大事」と戦い方にブレはない。

 準決10Rは積極タイプが揃う。しかし、番手に三谷将太がいるのは大きな武器といえる。ラインも3車。記念の決勝進出は選手にとって一つのステップ。先を行く同世代との差を埋める。