立川競輪のFⅠ「東京スポーツ杯」が9日に開幕。前検日の8日は雪の影響で交通機関の乱れが多数生じたが、特選メンバーの根田空史(37=千葉)は〝腐れ縁〟の盟友とともに早々と競輪場入りした。
「またこのオッサンと一緒ですよ。もう本当に勘弁してほしいです」
うんざりした表情を浮かべながら、本人に聞こえるようにアピールした根田の目線の先には、大きな声で他の選手と話している山賀雅仁(43=千葉)の姿があった。
「数えたら親王牌以降の11場所中、これで7場所一緒です。しかも最初は5場所連続で一緒でした。キツいですって(笑い)。今回は雪が心配だったから、念のため一緒に前泊して、夜ご飯を食べに行ったんですけど…。うるさかったですね(苦笑)。前検前日から一緒はやっぱり疲れます」
そうは言うものの「開催が一緒の時はよく腰のケアをやってもらうんですけど、そうすると結構良くなるんです。ムカつくんですけど(笑い)」と山賀の存在が根田にプラスに働いている部分もあるようだ。ただ今回に限っては「珍しく体に痛いところがないんですよ。ギックリ腰も急に良くなったし。前回の開催中に北津留(翼)さんからいろいろアドバイスをもらえたのも大きかった。だから治療の必要がないので(山賀は)いなくても大丈夫でしたね」と最後まで〝山賀イジリ〟は止まらなかった。
「昔、使っていた自分のフレームに戻して」臨む12R特選では、ライン3車を生かす仕掛けで好スタートを切る。