小松島競輪場で代替開催中の高松競輪GⅢ「開設75周年記念 玉藻杯争覇戦」は30日、二次予選をメインに2日目を開催。6Rでは町田太我(25=広島)が力強い逃げ切りで人気に応え、連勝で準決へと駒を進めた。
連日の強風の中、逃げ切り2連発と勢いはとどまるところを知らない。「連日、展開が向いてすんなり走れているだけですよ」と振り返るが「感触は良かった」と手応えを話すように、迫力は抜群だ。
一時期は低迷を経験したものの、昨年の夏あたりから急上昇。前期の競走得点は109点を超え、直近4か月では110点オーバー。復調ではなく、過去の好調期を上回る気配を見せている。
その要因は体のデカさ。「強い人は体がデカい人が多いと思って、1年以上前から体重を増やし始めました。広島バンクが使えなくてやることがない時はウエートにもハマったし、以前と比べて12キロくらい増えましたね」。増量した筋肉は邪魔をすることなく「感覚はそのまま、パワーだけ付いた感じです」と、力を余すことなく自転車へと伝えている。
リニューアルされた地元の広島競輪場では来年2月にGⅠ全日本選抜の開催が決まっており、そこで「特選に乗ることが当面の大きな目標です」。選考期間中に成績を残すことを念頭に置いているが、今のパワーならS班の座もそこまで遠い夢ではない。
準決12Rは昨年のGP覇者・郡司浩平も相手になる一戦。力勝負で撃破なら、リズムはさらに上昇する。