宇都宮競輪GIII「宇都宮市制130周年 開設77周年記念競輪 第2回レジェンド神山雄一郎カップ」は31日に2日目を行い、準決出場メンバーが決まった。
何やら〝あのとき〟の気配が漂ってきた。
脇本勇希(27=福井)は二次予選では最終ホームで切った青柳靖起を叩き、番手・浅井康太の援護を背に押し切った。一次予選でも打鐘4角で出切ってから絶妙なペースで中団争いを誘って逃げ切っており、2連勝で準決切符をつかんだ。
「みんな北井(佑季)さんのことを意識していたと思う。青柳君が切ってくれて最高の展開になりましたね。初日よりオーバーペースだったけど、浅井さんが仕事をしてくれると信じて持つように踏みました」
勝因は展開に恵まれたことだけではない。「前検日の指定練習で感じが良くなくて、シューズを以前に使っていたものに戻したら、めっちゃ感じが良くなったんです」。その替えたシューズというのが、自身2度目のGIII制覇となった1月の立川記念で使用していたものだった。
その立川記念の準決勝では真杉匠や山口拳矢を撃破して1着で勝ち上がり、勢いに乗って優勝した。「立川と一緒で真杉が相手ですね。キラーぶりを発揮しないと」。6月1日12Rの準決は、1月の記念制覇がフロックでなかったことを証明する絶好の機会だ。