防府競輪FⅠ「競輪ワールドシリーズ yab山口朝日放送杯 第51回幸せますカップ」が3日、開幕する。7年ぶりに短期登録の外国人選手が参戦する注目のシリーズ。過去に参加経験のあるマチルド・グロ(27=フランス)が成長した姿を見せる。
笑顔のマチルドが帰ってきた。2018年に初来日した時は19歳。無限の可能性を秘めた夢見るシャンソンレーサーは、日本のファンをあっという間にトリコにした。
「また日本に帰って来れて本当にうれしいです!」
18、19年の日本の戦いを大きな経験にし、世界のトップレーサーに成長して帰ってきた。22年世界選手権では地元のフランス開催でスプリント優勝と歓喜の瞬間もあった。
「コロナが流行って日本に来られる機会がなくなって悲しかったです。JKAから日本のレースに声をかけてもらってすごくうれしかったので即答で参加しました。レースや雰囲気も最高だし、自分を追い込み続けられてるのもいいポイントです」
24年パリ五輪ではケイリン8位、スプリント9位と思うような結果を残せず「落ち込んでトレーニングを続けるのもつらかったけど、日本でまた走ると決まってもう1回自分を奮い立たせてまた頑張れるようになりました」と、今回の参戦を新たな一歩とする。
気になる食事は「味噌汁や刺身なんかはいいんですけど、納豆は結構難しいですね。挑戦したんですけど…。でも毎日少しずつ練習すれば慣れると思います! どら焼きやおにぎりも好きですよ」と日本食を愛し、また日本語の勉強にも取り組んでいるという。
前検日には市長表敬訪問にも赴き「防府の街からの温かい歓迎もあったし、バンクやファンも楽しみです」。飛び切りの走りと笑顔を防府バンクで披露する。