防府競輪FI「創刊60周年 九州スポーツ杯争奪戦」が7日、開幕した。10Rでは治田知也(28=新潟)がまくり一撃で白星を手にした。
初日は脇本勇希との二分戦。正攻法の脇本に突っ張られ、5番手に入り直してラスト1周で再びアタック。「無理くり行った感じだったが、3車付いてもらっているので…」。脇本マークの中川勝貴のけん制を受けながらも、ひるまずに前へ前へと踏み続け、最後は脇本も乗り越え、マークした久木原洋と関東ワンツーフィニッシュだ。
昨年は2月に3場所連続完全優勝でS級へ特別昇級。S級でもFI戦で3度の優出を果たしたものの年末に仙腸関節障害を患った。痛みは日常生活にも支障をきたし、満足のいく練習は遠い話だった。そうなればパフォーマンスも下降、年が替わっても予選をクリアするのもひと苦労だった。
若さと懸命な治療の甲斐もあり、ここにきて痛みは沈静。「しっかり練習ができるようになった」成果が6月久留米の今年初優出であり、初日予選の快走だ。
準決は新鋭・猿楽楓樹と鈴木陸来が相手の三分戦。自在派の鈴木が猿楽の好きにさせまいと乱せばチャンスランプは光っている。あとはビッグを揃えるだけだ。