岸和田競輪GⅠ「第77回高松宮記念杯競輪」は17日、2日目を開催した。渡辺雅也(25=静岡)が誰よりも輝きを放った。
この勢いはフロックではない。S班の吉田拓矢が人気を背負った2日目3Rの一次予選1だ。
「メンバーがメンバーなので一回前に出て、そこからどう組み立てるかでした」
その言葉通り、勝負どころで森田優弥、吉田拓矢を後方に置き、北日本ラインの4番手を確保。2角から一気に踏み込むと、最後は番手の松谷秀幸に差されたものの、見事なワンツー決着を果たした。
2場所前の別府FⅠでは完全Vを達成。特に〝地元番組〟に当てられた準決は、怒りを力に変え、二段駆け含みの九州勢を黙らせた走りは圧巻そのものだった。
元々自在な立ち回りに定評があったが、近況は積極性に加えタテ脚の迫力も増している。「単騎でも必ず仕掛ける古性(優作)さんのような存在感ある選手になりたいんです」。
3日目(18日)の一次予選2は同じ南関地区の岩本俊介と話して別線勝負。ひと皮もふた皮もむけた走りで、まずは二次予選の切符を手にする。