岸和田競輪GⅠ「第77回高松宮記念杯競輪」は20日、5日目を開催した。11Rでは郡司浩平(35=神奈川)が隙を逃さない立ち回りで準決を1着でクリア。同大会5年連続の決勝進出を決めた。最終日の21日は決勝戦(優勝賞金5590万円)が行われる。
昨年のGP覇者が、なんとか決勝の舞台にたどり着いた。二予終了後に「脚が落ちている」と自覚したように、ダービー準決での落車以降は苦戦を強いられてきた。
「勝つことに徹して」臨んだ準決11Rは、中団キープから勝負どころで内を突いて1着。久々の勝利で決勝の切符をつかんだが「ラインを連れ込めなかったし、何もしていない。立場上、全くふさわしくない走り」と、自らのふがいなさに険しい表情でレースを回顧した。
GPユニホームを身にまとう今年は、常に結果が求められる。「こういう状態でも勝ち上がらないといけないし、でもそうなると自分だけに…。やっぱり迷いもあります」と葛藤がある中で「最低限」の決勝進出は果たし、王者の意地は示した。
決勝に向けては「自分の力が〝これしかない〟というのは分かった。ダメでもともとだし、結果を恐れずに力を出し切る走りをしたい」と意気込みを語った。
1番車は大きなアドバンテージ。本調子とはいえないが、そこは勝負勘や組み立てでカバーし、2024年の全日本選抜(岐阜)以来のGⅠタイトルを獲りにいく。