前橋競輪3日制GⅢ「まえばし七夕賞 CTCなら3分前まで買える杯」は12日、最終日を行った。決勝は脇本雄太(37=福井)が番手まくりで勝利し、優勝賞金432万円を手にした。GⅢ優勝は1月いわき平以来、通算20回目。
4月末に手術した左肘は回復途上で「体も調子もいいとは言えない」が現実だった。だが初日特選を圧勝すると「準決、決勝は後輩たちの頑張りのおかげ」で完全優勝につなげた。決勝は5車落車のアクシデントもあったが、田中大我の頑張りがすべて。冷静に「あそこで出ないと行かれていた。田中君の気持ちを汲んで」と残り1周は自力に転じて、責任の優勝を手にした。
すぐに高知GⅡサマーナイトフェスティバルが控えており「中3日はケアに集中して」と整えていく。大きな目標は「グランプリまでにしっかりといい状態にすること」。現状を踏まえ、体と相談しながらだが、年末に向けて上げていく。その意味でも「この優勝をきっかけにできれば」と、まだ真っすぐ伸ばせない左肘で賞金ボードを掲げ、前を向いた。