豊橋競輪GⅢ「開設77周年記念 ちぎり賞争奪戦」は最終日の28日、12Rで決勝戦を行い、まくった関東ラインに乗って最後はまくり追い込んだ深谷知広(36=静岡)が優勝。GⅢ優勝は去年12月の伊東以来25回目、豊橋記念Vは愛知籍だった2014年以来となる2回目。
発走約40分前から激しい雷雨が豊橋バンクを襲い、直前の11Rが中止となる不穏な空気が漂う中で行われた決勝戦。ただレースは荒れることなく〝主役〟がかつてのホームバンクで12年ぶりの大会Vをもぎ取った。
「菊池(岳仁)君は絶対仕掛けると思ったので」と関東勢のまくりに乗り最終3角は3番手と絶好の位置。「あとは真杉との駆け引き」と目の前の強敵をのみ込めるタイミングで力強く踏み出すと、鮮やかに突き抜けた。
「愛知時代も1回しか勝てていなかったし、うれしい」と特別な地でのGⅢ優勝を素直に喜んだが、ここがゴールではない。
次走はGⅠのオールスター(松山、8月11~16日)。「そこを勝てるように。しっかり準備したい」と気を引き締めて来月の大一番を見すえた。