名古屋競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開場75周年記念 金鯱賞争奪戦 名古屋グランパスカップ」が1日、開幕する。S班は郡司浩平、岩本俊介、新山響平の3人が参戦。地元勢では昨年末のヤングGPを制覇した纐纈洸翔に注目が集まるが、伊藤旭(24=熊本)が気になる存在だ。
そろそろGⅢ覇者の仲間入りを果たしても不思議はない。昨年11月の四日市記念では決勝5着。12月の広島記念(in玉野)、年明け1月の高松記念ではともに連勝で準決まで勝ち上がった。
もう一段階上へ、足りないのは何なのか――。
よく口にするのが「末の粘りが足りない」という言葉。その真意は「4コーナーを回れば後ろに差されるかどうかの勝負になるので」。それまで味方だった存在との争いになる場面で振り切る脚がなければ勝利、優勝はつかめない。
さらに付け加えるように「課題はそこだけなくトータルですけどね。脚力もだし組み立てもだし」。単なるないものねだりではなく、その力を身につけるだけの素質は秘めている。
前回の豊橋GⅠ全日本選抜は「すごい突風と寒さもあったし、それに負けていた。バンクコンディションにやられましたね」と分析。今開催の方が「豊橋よりマシかな」なら〝やれる〟条件は整った。物怖じせず位置を確保できる度胸と勝利への執念は最上位クラスにも劣らない。
まずは一次予選11Rで同県の先輩・中本匠栄とのワンツーを決めて勢いをつける。