日本競輪選手養成所第127回生、128回生の卒業記念レース初日が4日、静岡競輪場で行われた。女子の注目は半田水晶(27=茨城)。予選では白星こそないものの、積極策に徹する姿勢はひと際目を引いた。
「長い距離を踏むのが持ち味」との言葉通り1走目から全開のパワフル先行で2着に逃げ粘った。寒風の吹きすさぶ重馬場のハンデをものともせぬ力強い運びに「やることは(先行と)決まっていたししっかり駆けられた。差されましたが自分の走りはできたと思います」。2走目はまくりに回ったが反撃も早く3着に飛び込み決勝進出を果たした。
中学時代から高校、大学、社会人と14年もの間、陸上競技に打ち込むと兄弟子の小坂丈(121期)と知り合い競輪への道へと進んだ。養成所時代から先行へのこだわりは誰よりも強く、憧れの選手には奥井迪の名を挙げた。「ガールズ選手の先行逃げ切りって難しいけどカッコいいですよね。先行にこだわってきましたし、この先も貫きたい」と将来のイメージを描いている。