宇都宮競輪のGⅢ「開設76周年記念 第1回レジェンド神山雄一郎カップ」が15日に開幕する。大会名が改称されて最初の記念すべきシリーズ。12R初日特選に登場する浅井康太(40=三重)も初代覇者を目指して参戦してきた。
3月の伊東GⅡウィナーズカップ、前回の名古屋GⅠ日本選手権とビッグ戦線で連続優出中。層が薄いと言われる中部の中で孤軍奮闘の活躍ぶりを見せている。前回後も「終わってからはここを目標に、楽しくしっかり乗り込んできました」と上積みもありそうだ。
大会名にもなった神山雄一郎氏は浅井にとって「デビュー前から憧れていた選手」。だからこそ「こうやって走れるのはありがたい。1つ勝ちたいし優勝争いにも加わりたい」と強い決意で臨む。
中部1人の初日特選はい「選択肢は3つ」で嘉永泰斗か新山響平の番手、あるいは単騎の中から選ぶことに。「新山君も嘉永君も連係実績がある。ただこういうケースは、中部、中近、西(の選手に付ける)の順番が競輪界のセオリーだと思うので。それに自分の地元の四日市記念で頑張ってもらったこともありますからね」と嘉永との連係を示唆しながら「ってことで1人で(笑い)」とジョークを飛ばしたあと「最近、いいレースをしている嘉永君へ」と正式に表明。
過去に優勝2回の実績を誇る当地記念で好スタートを狙う。