川崎競輪ナイターFⅠ「おつけもの慶22周年カップ」が24日、開幕した。初日予選6Rでは簗田一輝(29=静岡)がまくって2着。石毛克幸と南関ワンツーを決めた。
「まくりだったし1着と取りたかったですね。でも石毛さんが強かった」
ワンツー決着に満足せず1着を…と求めたのは明確な目標があるから。「今はウィナーズカップと、全日本選抜の選考期間なので」。2023年11月小倉GⅠ競輪祭の決勝で深谷知広―松井宏佑の3番手を走った。そんな上位で戦ってきた実績もあるが、その後は低迷してしまっている。
だが6月四日市GⅢを制したことで11月小倉競輪祭の出場権をゲット、現在は「また深谷さんと走れるように。それが今の目標」と来年のビッグレースの出場権を取るんだと燃えている。
静岡は深谷の奮闘はあるが「GⅠに出ている選手も少なくなっていて…。俺と(渡辺)雄太さんが戻らないと」。一戦一戦の積み重ねを糧にして、大きな舞台で絶対に花を開かせる。