史上初のグランプリスラムを達成した競輪の脇本雄太(36=福井)の「グランプリスラム達成祝勝会」が16日、福井市内のホテルで関係者約200人を集めて盛大に開かれた。
脇本は2月豊橋GⅠ全日本選抜を制し、GⅠ全6大会とグランプリを優勝し、史上初のグランプリスラマーとなった。史上初の栄誉に脇本は「みんながグランプリスラムは通過点、と言うので次の目標はダブルグランドスラムです」と宣言し、今後への思いと、感謝の思いを表明した。
トークセッションのパートでは脇本が希望した村上義弘氏、平原康多氏、古性優作の3人と思い出話に花を咲かせ、「村上さんがいなければ今の自分はない」、また平原氏と連係した平塚グランプリでは「4角でいっぱいだったし、平原さんタテに踏んで~、と思ったけどヨコでしたね」などと当時の思い出を振り返った。
古性は「脇本さんは後輩の面倒を見るのもしっかりしているので、これからもよろしくお願いします」と脇本のリーダーシップに期待し、脇本も「プレッシャーかけるな~、なんとか頑張るよ!」と答えていた。