松山競輪GⅢ「開設76周年記念 金亀杯争覇戦」が5日、開幕した。篠田幸希(26=群馬)の一次予選4Rは前受けからいったん下げると、すかさずの巻き返しで主導権を握った。最後は4着になってしまったものの、意欲を感じるレースだった。
「関東はすごい自力の選手たちが多くて、刺激を受けています」
仲間でありライバルたちの走りを見て、そこで認められる存在になるべく気持ちを入れ直している。S級に上がってからは前を任せてもらえないケースもあり、悔しい思いもしてきた。近況の走りは信頼を勝ち取るための戦いである。
二次予選9Rは日体大の同級生である安彦統賀と一緒のレースになった。河村雅章が3番手を固めることになり、自力2人の前後は安彦―篠田に決まった。安彦は「篠田君とは2回一緒のレースがあって、前後1回ずつあるんです」と説明しつつ、篠田に「今回は前でいいか」と訴えたことで、篠田が番手回りに決まった。
自力としての成長を見せながら、後ろを回った時の経験も重要。123期の大砲が一つひとつのレースを確かなステップアップにつなげていく。