奈良競輪のGⅢ「開設75周年記念 春日賞争覇戦」は最終日の8日、12Rで決勝が行われ、残り2周からカマした佐々木悠葵(30=群馬)が逃げ切りV。G3優勝は昨年1月の大宮以来3回目で優勝賞金560万円を手にした。

「棚瀬(義大)君は決勝に乗ったのも初めてで、ペースも上がらないと思っていた」と冷静な読みが勝利を呼び込んだ。棚瀬が先行態勢に入ったのを確認すると、赤板から進撃。打鐘過ぎに出切るとそのまま後続を寄せ付けない力強い逃走劇を披露した。「出切ってからは脚がいっぱいで、最後はゴール線も見ずにゴールした感じで(1着に)びっくりした」と振り返る。

 関東の自力型としてはS班に君臨する真杉匠、吉田拓矢にも本来はヒケを取らない存在。今回はその能力の高さを改めて示すものとなった。

次走は熊本GⅠ全日本選抜(2月20日~23日)が控える。関東の巨砲が勢いに乗れば〝関東時代〟が訪れる。