平塚競輪F1ナイター「湘南ローズカップ戸川杯×HPCJC×愛が駆け抜けるオッズパーク杯」は9日、開幕する。注目は昨年末まで3年間にわたり輪界最高位のS級S班に君臨した新山響平(32=青森)だ。F1戦への参加は2022年9月立川以来で3年5か月ぶり。「7車と9車は違うし、そこは気をつけたい」と神妙な面持ちで話した。

 昨年まではき続けていたレーサーパンツの色は今年になって赤から黒へと変わった。さすがに前回いわき平記念では「最初に(黒いレーパンを)はいた時に違和感があった」と言うが、変わったのはパンツの色だけ。代名詞でもある「突っ張り先行」へのこだわりは変わらない。「1着を取れるタイプでもないし、点数も下げると思うけど先行でやっていきたい」と力を込める。

 前走後は、いわき平に残って3泊4日の強化合宿に参加。終わってからも練習は継続し「けっこう状態はいいと思う」と手応えを感じている。直近の当地では23年5月ダービー(決勝6着)に24年8月オールスター(同3着)とGⅠで善戦。「しばらく寒い時期に走っていない」のは気になるところだが、大きな不安材料になるわけではない。

 初日の12R特選は和田真久留―小原太樹の地元勢に坂井洋―松岡貴久の即席イケメンコンビ、単騎の神田紘輔が相手。大きな目標である「S班復帰」を頭の片隅に置きつつ、まずは目の前の競走で自分らしさに磨きをかけていく。