静岡県の伊豆ベロドロームで自転車競技の国際大会「2026ジャパントラックカップⅡ」の2日目、当シリーズの最終日が17日に行われた。男女のケイリンをメインに争われ、男子決勝は全員が死力を尽くすレースとなり、中野慎詞(RKD)が逃げ切りで歓喜のⅤを飾った。
2着入線の太田海也(RKD)は降格となり、2位アワン・アジズルハスニ(AZA)、3位尾野翔一(JPN)となった。中野は「初日に対戦の時点で回復できてなくていいレースができず、恥ずかしく思っていた。立て直せて良かった」と汚名返上の走りでハイレベルなバトルを制した。
決勝を前に中野は「どうしようかな、とかメンタル的に弱くなっていた。窪木(一茂)先輩に相談したら、アドバイスをくれて、それが優勝につながったんです。北日本にいい先輩を持ちました」と感謝し、その内容については「僕と窪木さんとの秘密です」とニヤリ笑った。
女子ケイリンは佐藤水菜(RKD)とエレセ・アンドルーズ(NZL)が踏み合う形になりユエン・リーイン(CHN)がまくって優勝し「たくさん強い選手と戦えて、選手人生でいい経験になった。とてもうれしいです」と笑顔を見せた。
中距離の男子スクラッチは橋本英也(JPN)が優勝し「最後狙っていた形で勝ててうれしい。みんなが強くなっていてナショナルチームにとっていいこと」と若い世代の台頭を喜びつつ、貫禄を示した。エリミネイションとポイントレースは児島直樹(JPN)の優勝で、3月に日本競輪選手養成所を卒業した児島は「22日からの平塚ルーキーシリーズに向けて鉄のフレームも乗って準備したい」と競輪選手としての第一歩に向かう。女子マディソンは梶原悠未と内野艶和(日本ナショナルチーム)のペアが制した。