青森競輪GⅢ「開設76周年みちのく記念競輪 善知鳥杯争奪戦」は4日、2日目を終えた。松本秀之介(26=熊本)が白星を挙げ、通算200勝を飾った。

 冷静な状況判断で節目の勝利をたぐり寄せた。二次予選7Rでは1角付近での位置取りをめぐる攻防の中で、北日本勢の2車が落車。すかさずその一人が自力選手の小堀敢太だったことを確認し「野中(龍之介)君はダッシュのあるタイプだし、駆けてくれると思っていた。実際に駆けてくれたし、バックが向かい風だから詰まるかな、と」との読みがズバズバと当たり、狙いすましたようにまくり切った。

 2020年5月29日に小倉で初勝利を挙げてから6年4か月での通算200勝を達成。「初日に決められたら良かったけど、ワンツーだったし、勝ち上がりでの1着はうれしい」と目尻を下げた。

 番手の荒井崇博には「それにしても行かんね」と苦笑交じりにチクリとやられたものの「セッティングをいじって初日より良くなっている」と手応えも得た。

 今後はしばらくFⅠ戦が続き、年内はビッグ戦線から遠ざかる。「まずは点数をキープしないとGⅠに出られない。出し惜しみしないように心がけて、来年はGⅠ出場回数を増やしたい」。そのためにも、どん欲に一つでも上の着を狙っていく。