熊本競輪の令和8年熊本地震復興事業GⅢ「開設76周年記念 火の国杯争奪戦」が22日、開幕した。
猿楽楓樹(25=岡山)は〝地元〟記念でオープニング1番車の期待枠を担うも、ほろ苦いスタートとなった。打鐘前で先頭に立って先行態勢に入ったが「整う前に来られてしまった」と長田龍拳に叩かれ、持ち味発揮とはならず。3番手から直線強襲で2着だったが、ライン決着に導くことはできなかった。二次予選に勝ち上がりはしたものの「9車の四分戦はすかさず、すかさず来るし7車と違いますね」と唇をかんだ。
自身3回目の4日制GⅢ参戦だが、今節に懸ける思いは人並み以上。岡山支部所属も生まれも育ちも熊本だから。「野球留学で鹿児島の高校に行って、大学が岡山なんです。それで岡山所属。あっせんが入った時から楽しみでした。初めての熊本での競走がまさか記念とは」と目を輝かせていた。
2日目(23日)二次予選は松本貴治の前で自力戦。相手には連係実績がある松川高大ら地元勢もいるが、鬼となる。「親族とかが応援に来てくれると思うし、その時にいいところを走っていられるように」。若き火の国戦士が晴れ舞台で全力投球の真っ向勝負を見せる。