熊本競輪の令和8年熊本地震復興事業GⅢ「開設76周年記念 火の国杯争奪戦」が24日、3日目を開催する。注目は10Rから始まる準決勝3本だ。
松本秀之慎(24=熊本)は笑顔なき勝ち上がりとなった。ライン3車の先頭で戦った2日目(23日)の二次予選7Rは、ホーム5番手からまくった関東勢に付いていくような形で3着。「林(昌幸)君と一緒に出て行こうとしたけど、内を差してしまい、その後もタイミングを逸してしまった。内容のないレースで申し訳なかった」。初日も前をまくり切れずの5着に終わっていたこともあり、反省の弁を述べるばかりだった。
今回は初めての地元記念参戦。「目標は熊本の誰かの優勝。そのために自力としての役割を果たしたい」と、仲間のためにひと肌脱ぐ思いでやってきた。
これまでの2走は決して褒められるものではないことは重々承知している。「2日間を取り戻せるようにしたい」。端正な顔立ちから放たれた言葉には、強い気持ちが込められていた。
準決は田中誠とライン2車。「(嘉永)泰斗さんと一緒に走ったことがない。一緒に走るところまでたどり着きたい」。地元記念の決勝というひのき舞台で連係するためにも、ここで消えるわけにはいかない。