奈良競輪ナイターFⅠ「CTCなら3分前まで買える杯」は24日、2日目を開催した。S級準決10Rは脇本勇希(27=福井)がまくりで1着。特選シード組の面目を保った。

 レースを離れれば、いつもニコニコ。誰からもかわいがられる「愛され弟キャラ」の脇本だが、今シリーズの前検日は、いつになく表情が冴えなかった。

「寬仁親王牌が終わってから、風邪を引いてしまって。治って練習を再開したら今度は腰痛が出て、そしたら風邪もぶり返しちゃって…」と、踏んだり蹴ったりの中間を過ごしたという。

「出切っていっぱいだった」という初日のレース後も後ろ向きなトーンが目立ったが、準決を終えたあとには笑顔が戻っていた。「2日目は素直に良かったです。出てからも結構、余裕がありました。初日と特に何を変えたとかはないけど、若い頃を思い出していっぱい寝ました(笑い)」といたずらっぽく笑った。

 現在27歳。若い頃とは一体いつのこと!? という問いには「25歳ぐらい。それぐらいまではかなり寝ていましたよ。子供が生まれた影響ですかね(笑い)」と再び笑顔。ようやくいつもの調子が戻ってきた。

 最終日(25日)の決勝は三谷将太―山本伸一の地元勢を背負っての戦い。たっぷり睡眠を取って、さらにもうひと踏ん張りする。