競輪の2024年優秀選手表彰式典が26日、都内のホテルで故寬仁親王の長女・彬子さまご臨席のもと、関係者、ファンら約330人を集めて盛大に行われた。古性優作(34=大阪)、脇本雄太(35=福井)らは24日まで行われていたGⅠ全日本選抜(豊橋)の疲れも見せず元気に登壇。アジア選手権(21日~)参加中のナショナルチーム勢は欠席した。
古性は2年連続3回目の最優秀選手賞選出。オールスター、寬仁親王牌のGⅠ2つとKEIRINグランプリを制し、年間獲得賞金額も更新しての賞金王と文句なしの選出となった。チャンピオンブレザーに袖を通すと「この賞を励みにこれからも努力、精進してまいります」と引き締まった表情であいさつした。
ガールズグランプリを制し2017年以来3回目のガールズ最優秀選手賞に選出された石井寛子(39=東京)は「この賞を励みに一戦一戦を丁寧に取り組み、記録にも記憶にも残るレースができるよう日々精進してまいります」と、緊張気味にスピーチした。
式典では硬さが見られた2人だが、その後の祝賀会ではリラックスした表情で会場の雰囲気を楽しんだ。石井のグランプリ制覇に感動したという古性が「何をやったらあの強さをここまで維持できるのか」と尋ねると、石井が「自分が一番強いと思わないことかな」と返すなど、普段の競輪場では見られないレアなやり取りを披露。全場優勝2周にあと4場と迫る石井が「今年中に達成したい」と目標を語ると、古性が「地元ではGⅠもGⅢもFⅠも勝たせてもらった。A級がまだなので何とか今年に」と話し、会場の笑いを誘っていた。