奈良競輪のナイターFⅡ「オッズパーク杯は30日、開幕する。同時開催のガールズケイリンでは久米詩(25=静岡)が競走得点ナンバーワンとしてシリーズをけん引する。

 今年はここまで8回の優勝を数え、3月以降で見れば岐阜GⅠオールガールズクラシックの3走以外はすべて白星を手にしている。

 前回の伊東はまくり、逃げの連勝で勝ち上がり、決勝は2番手確保からのまくり追い込みで完全優勝。「初日は感覚が悪くてどうなるか、と思ったんですが、日ごとに良くなっていってましたね」と手応え十分に振り返った。

 来月17日からは岸和田GⅠパールカップも控えており「そこを見据えていろんな練習をやっている感じですね」。大一番ではタテ脚の切れ味のみでなく、戦況を見つつ好位置を確保するのも大事な要素。それをできる強みが久米にはある。

 奈良バンクは「夏場に来ているイメージ」と過去は2019年7月、2021年8月、2024年6月に参戦。そのうち直近2回は3連勝を飾っており相性は問題なし。当然今回も、という期待を背負って華麗に舞う。