静岡県の伊東温泉競輪場で開催される大阪・関西万博協賛GⅡ「第9回ウィナーズカップ」(20~23日)のPRのため、関係者が13日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 S班の古性優作(34=大阪)、脇本雄太(35=福井)、真杉匠(26=栃木)らS級上位選手に、選考期間の1着回数上位者が加わるメンバー構成が特徴。太田海也(25=岡山)、中野慎詞(25=岩手)らナショナルチーム組の参戦も注目を集める。最終日にはガールズ単発レース「第7回ガールズフレッシュクイーン リンカイカップ」も行われる。

 伊東温泉けいりんアンバサダーを務める元ガールズ選手の野原美咲さんは「フレッシュクイーンの仲沢春香(23=福井)選手に注目です。3・3バンクで動きの多いレースになるけど、力で行ってしまうのではないかと思えるほど強い。男子はもちろん地元の深谷知広(35=静岡)選手。静岡、名古屋の記念を優勝して今年はいい流れで来ています」と見どころをPRした。

 伊東市観光経済部公営競技事務所の福西淳所長は「イベントも日替わりでたくさん用意しています。ファミリー層から競輪ファンまで多くの方にお越しいただき、今年度最後の特別競輪を大いに盛り上げたい」と意気込んだ。

 イベントは20日のよしもとお笑いステージを皮切りにアニメ「リンカイ!」声優・佐々木李子(20日)、川村海乃、長谷川玲奈(23日)のトークショーなど連日盛りだくさん。最終日には4月1日付で日本競輪選手養成所の所長に就任する神山雄一郎氏、現所長の滝沢正光氏、中野浩一氏による豪華なトークショーが行われるほか、伊東競輪恒例の軽自動車が当たるオープン懸賞も実施される。売上目標は75億。