伊東競輪GⅢ「開設76周年記念 椿賞争奪戦」は3日、2日目を行った。二次予選9Rでは地元の大石剣士(30=静岡)が丁寧かつ力強いまくりで1着。連勝で準決進出を決めた。

 伊東競輪場は大規模改修の最中で「今の形のバンクで記念を走るのはこれが最後。また2年後とかになるようで。代替開催はあると思うけど、このバンクでは」と熱い思いを秘めている。

「ここで選手にさせてもらい、ここで成長させてもらった」

 一次予選、二次予選と渾身の仕掛けを決めて連勝。ゴール後は力強いガッツポーズも繰り出している。腰痛を抱えている身だが「今回にかける思いがあるので、やれることはやってきた。仕上げないとダメなんで」とギリギリまで肉体を追い込んできた。そのため「仕上がりには自信を持てている」ことが走りにつながっている。

「何としても決勝に乗りたい」

 生まれ変わる伊東競輪場を「うれしいことだし、楽しみ」と待ち望む。その時に向けて、結果を積み重ねることが大石の選手人生にとって意味を持ってくる。

 準決11Rは佐藤慎太郎と大槻寛徳の北日本の名うてのマーカーが後ろになった。番組表を見て「2人とも連係のある方なので」と信頼は厚い。気持ちを入れた一撃で決勝の切符をもぎ取る。