豊橋競輪GⅢ「開設76周年記念 ちぎり賞争奪戦」は30日、3日目を行った。準決10Rでは鈴木竜士(32=東京)が1着で勝ち上がり。最終日(31日)の決勝はさらなる高みへの一歩として、4日制GⅢ初制覇に挑む。

 準決は目標の杉浦侑吾の先行に乗って抜け出し、一番乗りで決勝進出を決めた。「前回よりはいいし、体も動いている」と状態面に不安はない。ただ、杉浦が6着に沈み「(決勝で)一緒に戦える方が心強かったが、そこは技術不足」と静かに振り返った。

「一昨年の7月ごろに、すべてを見直して」以降は基本的には自力(タテ脚)を出すことにこだわり続けてきた。開催ごとに手応えを積み重ねているが、決意からまもなく2年。「思うような結果はまだ出てない」と現状に満足はない。それでも「結果が出るまでやり続けるしかない」と、その姿勢にブレはない。

 昨年は2月小松島(ミッドナイト開催、7車立て)と7月の地元京王閣でGⅢを制覇。ただ、いずれも3日制のもの。今回は4日制の記念制覇という新たな勲章がかかるが「そこが目標じゃない」と言い切る。「G1を取ったり、グランプリにも出たい」。ここも自身にとっては通過点だ。

 決勝は新山響平率いる北日本3車以外はすべて単騎を選択し、自身も一人での戦いと構成的にも容易ではない。それでも現時点でのすべてをぶつける。