豊橋競輪GⅢ「開設76周年記念 ちぎり賞争奪戦」は最終日の31日に決勝戦が行われ、先行一車の新山響平(32=青森)が人気に応え逃げ切り勝ち。昨年10月松阪以来、通算7回目のGⅢ制覇を果たした。
単騎6人というグレード戦決勝では例を見ない特殊な構成の中でも、プランはいたってシンプルだった。
「全部突っ張ってしまえばいい。前が取れれば一番簡単に考えられると思っていました」
赤板前上昇の和田真久留を突っ張ってからはペースを上げず、実質ラスト1周勝負。カマシ気味に追い上げた鈴木竜士の動きも「来るならここだろうと思った」と冷静に対応し、危なげなく押し切った。
「引き付け過ぎたので後ろの(阿部)拓真さんには迷惑をかけてしまったけど(優勝を)狙っていたので。追い風、向かい風を利用して細かくペース配分できたし、最近の中ではいいレースができました」
FⅠ戦2節を含め、これで3場所連続優勝。反撃のピッチが一気に上がってきた。「今までやってこなかった練習の成果が出だしている。GⅠでも結果を出して自信につなげていきたい」。1か月後に迫ったGⅠ平塚ダービーが、ますます楽しみになった。