四日市競輪の大阪・関西万博協賛ナイターGⅢ「ベイサイドナイトドリーム」は15日、3日目を行い、ガールズ準決3Rでは日野未来(32=奈良)が4着で辛くも決勝に滑り込んだ。

 初日は仕掛けが遅れたことで太田瑛美の先まくりに合う形になって3着に沈んだが、2日目は修正に成功。持ち味であるロングスパートを生かし、太田瑛美にリベンジを果たしていた。

 迎えたガールズ準決3Rは、太田りゆとの対戦に注目が集まった。強敵相手にどのような立ち回りをするか注目されたが「できれば車間を空けて勢い付けて行ければと思ったけど、思ったよりスローになって」と打鐘過ぎに一度前に出るも、ペースが緩んだことで藤田まりあに叩かれ、さらにその上を太田りゆ―畠山ひすいに行かれて4着に沈んだ。

「まりあちゃんに出られてしまったのは脚負けだったし、敗因です」

 7番手で勝ち上がった決勝でのテーマは「あまり相手のことを考えず、今までやってきた自分のレースをしたい。誰かに勝ちたいとかとかじゃなく」と、改めて自分のスタイルに徹する構えだ。

 最終日のガールズ11R決勝は1番車が与えられた。好枠を生かした前々に攻めるレースで客席を沸かせる。