四日市競輪ナイターFⅠ「ゆうゆう会館協賛 ニッカン賞」が5日開幕する。今シリーズの競走得点トップ、森田優弥(27=埼玉)は、地元の大エース・浅井康太を頼り、前検日の2日前に現地入りした。

「浅井さんがどんなことをやっているのか気になっていたので、一緒に練習したかったんです」と、かねてからの念願叶い、浅井の街道練習に帯同。トレーニングを直に学ぶ機会を得た。

「今まで考えてきたものとは違う観点からの練習で、すごく勉強になった。距離の乗り方とか、地面との接し方とか。めちゃめちゃ勉強になった」

 何度も〝勉強になった〟を繰り返すほど、実りのある時間を過ごした様子だった。初日特選12Rは飯野祐太、大川龍二との三分戦。浅井から得た刺激をプラスに作用させ、持ち前の機動力でまずは1勝を狙う。